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Sakuraです。
8月末に産まれた娘も早くも2か月半。
最近は自分の手を発見し、暇さえあればじっと眺めています。
ちょっとずつ成長していく娘の姿を眺めるのが楽しいです。


さてさて、NZでの出産レポの続き。
軽い陣痛を感じながら、「明日は産まれるかなあ」と呑気に
ベッドに入った8月29日夜。


そこからが長い長い戦いの始まりでした。


ベッドに横に入ってうつらうつらし始めたころ、
急にお腹に激痛が走りました。


陣痛が、


「お腹が痛いけどなんとか我慢できるレベル」


から


「おなかが痛くてヤバくて立ってられずにうずくまってる人」


に一気にレベルアップ。



陣痛間隔を測ってみると、5,6分くらい。
病院に行くには陣痛間隔が2,3分くらいにならないといけないわけで、
痛いけどまだまだだ・・・と、ベッドから起きて
バランスボールに乗りながら痛みを逃してました。


これが多分10時ごろから。


12時ごろになっても陣痛の波が来るたびに
深く深く息を吐き出しても体がずっしりと重くなる痛みを感じますが、
間隔はほとんど変わらず。


このころ、Toruくんが気づいて起きたので
ベッドにいてもなんだし、ということでリビングに移動。


気晴らしにネットで○本人志のすべらない話を見たりしましたが、
まーーーたく頭に入ってこずに、陣痛の度に座っていられず
リビングをうろうろうろうろ・・・


Toruくんが陣痛間隔を計ってくれたり、
腰をさすって痛みを逃してくれたりしますが、
痛さのあまり、自分の発する言葉にどんどんと余裕がなくなっていきます。


これは多分長い夜になるだろう、と感じたので
栄養補給にバナナを食べる。が、これが良くなかった。

午前1時半を過ぎても陣痛間隔がさほど変わらないので、
Toruくんにも睡眠が必要だしということで再び寝室へ。


ちょっとは寝れるかな・・・と希望を持ちつつ横になったのですが、
その次に大きな陣痛の波が!!


そしてその波が去った後、急激に襲ってきた吐き気。


なんとか持ちこたえられるか・・・と一瞬我慢しましたが、
「無理!!」と感じたのでToruくんに「ゴミ箱もってきて・・!」と
言ったものの、ゴミ箱が手元に来る前にのど元からこみあげるものが。



やってしまいました。
深夜、ベッドの上でマーライオンと化す私・・・。



あとから知ったのですが、陣痛の間は体中の血液が子宮に集中するため
胃の中のものを消化できず、吐いてしまうことはよくあることだそう。



8月のNZの冬。外は雨交じりの嵐。冷えてくる室温。
マーライオンになった私に汚されたベッド。
そして5分置きに襲ってくる陣痛。削られていく体力・・・


先の見えなさに絶望を感じた瞬間でしたが、
泣いてもいられないのでとりあえずシャワーを浴びる。


暖かいシャワーを浴びたら、幾分か陣痛の痛みが和らぎました。
そういえば、妊娠中の両親学級で温めるといい、と習ったな~と
このときぼんやりと思い出す。


ベッドは使えなくなってしまったので、リビングに移動。
Toruくんがソファーベッドの上に布団をもってきてくれ、
湯たんぽを入れてくれたり、リビングをオイルヒーターで温めてくれたので
そこで陣痛の痛みに耐えることに。



痛みはどんどんひどくなるが、それほど間隔は短くならず。


このとき頭の中をぐるぐるしていたのは、いったいいつになったら病院に行けるのか、
いつまでこの痛みに耐えればいいのか・・ということ。
いつまでたっても2,3分間隔にはならないし、でも陣痛の波が来るときは
「いっそ殺してくれ・・・!」と思うほど痛い。


午前3時。とうとう削られていく体力に限界を感じ、
もう病院に行って麻酔してもらいたい、とToruくんに訴え
担当のミッドワイフに電話をかけてもらいました。



こんな深夜に、しかもまだ陣痛間隔は病院にいける段階じゃないかもしれないのに
呼び出してしまって悪いな・・・と頭の片隅で思っていましたが、
ミッドワイフは10分もしないうちに我が家に駆けつけてくれました。


家に入ってきて私を見るなり、「excellent!!」と抱きしめてくれたミッドワイフ。
深夜、先の見えない陣痛に耐え不安と痛みで弱り切っていたところ
15年以上という長年の経験を持つ彼女の安定感に、この時どれほどほっとしたことかわかりません。



内診の結果、子宮口は4cm開いているとのこと。



これでやっと病院にいける・・・!と思いましたが、
次の瞬間、彼女の口からは「耐えられるならあと1時間半、5時半まで耐えたほうがいい」と耳を疑う提案が。



朦朧とした頭で彼女の話す言葉を聞いていたのですが、
覚えている限りでは、今病院に行ってもいいが、分娩まではまだ時間がかかる。
病院にいくと、無痛分娩にしたいと思う気持ちが強くなる。
それはそれでもよいが、そうするとお産が長引く可能性も高くなる。
これまでの様子や痛みの具合を聞く限り、赤ちゃんのポジションには問題がないので、
最後までできるなら自然分娩で生んだ方が良い。


無痛分娩が誰でも受けられるNZですが、一方で
赤ちゃんが麻酔の影響で出産後眠たげになったり、
お産が長引いて帝王切開の可能性が高まったりと
完全にリスクがないわけではありません。


私の担当のミッドワイフは、総合的に見て私の身体は自然分娩に
耐えられるであろうと判断し、可能であればそうするように勧めたのでした。


はっきり言って、この瞬間は「これ以上痛みに耐えられない・・・!」と思いましたが、
一方で彼女がそう勧めるのであれば、最後まで自然分娩で生んだ方がいいのかもしれない。
体力的に持つかどうかわからないけど、ミッドワイフを信頼して耐えてみよう、と決心。



ミッドワイフはお産の準備もあるので一旦家に戻り、
そこから1時間半はToruくんと二人でひたすら陣痛の痛みに耐えることに。


陣痛が来るとToruくんが腰を力いっぱい押して痛みの伝達を抑えてくれます。



Toruくんも誠心誠意、私のサポートをしてくれているわけですが、
陣痛の痛みは人の理性をふっとばしてしまうもの。

痛みの最中に、「がんばれ!」とか「あと少し!」とか声掛けされると、
非情だとは思いますが、「うるせえええええええええ!」と叫びたくなる精神状態。
(Toruくん、ごめん)


そこはぐっとこらえ、痛みが去ったころに「何も言わなくていいよ・・」というのが精一杯。



ただ、ミッドワイフが来た時に陣痛の最中私の息見逃しをみて
「Excellent!!」と言ってくれた時勇気づけられたので、
なぜかToruくんに、「陣痛の間はエクセレントって言って」と冷静に考えれば
訳のわからないお願いをすることに。


かくして深夜、リビングでソファーに倒れこんでいる妊婦(日本人)の腰を力いっぱい押しながら
「えーくせれんと」とカタカナ英語で声掛けをする旦那(日本人)、というへんてこな状況が誕生。




そうしてただひたすらに痛みに耐え、ようやく朝の5時半を迎えました。



しかし外はまだ降り続く雨。
私は陣痛の痛みで動けるのかわからない状態。
病院までは車で20分。


ほんとに病院にたどりつけるのだろうか・・・と不安を感じながら
出産への道のりは最終局面を迎えます。



続く。


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2013.11.13 Wed l 出産 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

うー!お疲れ様!!
大変だったね!逃すのほんと大変だよね
読んでるだけて、状況、心境が蘇るわ
私は、病院で夜中一人耐えたので
旦那さんがいて良かったのか
一人 耐えた方が楽なのかわからないけど

食事をする元気もなかったのに 何回も吐いてたわ
26時間陣痛 だったー(−_−;)

バランスボールいいねー
私は、テニスボールでのがしてました
2014.02.25 Tue l ちづる☆. URL l 編集
ちづるさん
26時間陣痛!!
うわあああお疲れ様でした。

一人で耐えるのがいいのか、旦那様もいたほうがいいのかは人に寄るんでしょうね~
私は、ひたすら旦那が腰押して痛みをのがしてくれたので、いてくれてよかったと思います。

もう二度とあの痛みは経験したくなーい(笑)
2014.02.28 Fri l sakura. URL l 編集

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